肌にいい食べ物『美肌食材』ベスト5

知っておきたい! 肌に良い食べ物ベスト5

①豚のヒレ肉

豚ヒレ肉はたんぱく質が豊富なため、効率よくたんぱく質を補給できます。
たんぱく質は肌細胞の材料となります。
そのため、しっかり摂ることで、肌の健康を保ち、肌荒れの防止につながります。
また、たんぱく質を体の中でスムーズに利用するためには、ビタミンB6が必要です。
豚ヒレ肉はビタミンB6も多く含むため、効率よくたんぱく質を体内で使うことができ、美肌作りにつながります。

②鶏レバー

鶏レバーはたんぱく質だけでなく、肌の健康維持に必要なビタミンAも豊富に含まれています。
そのため、しっかり摂ることで、肌の健康を保ち、肌荒れの防止につながります。
ただし、ビタミンAは摂りすぎると、健康障害を引き起こすおそれがあります。
成人男女のビタミンAの1日の上限量が2,700μgであるのに対し、鶏レバーは100gあたり14,000μgビタミンAが含まれています。
毎日ではなく、多くても週に数回程度にし、量も過剰に摂りすぎないように気をつけましょう。

③緑黄色野菜

βカロテンは、強い抗酸化作用をもち、肌細胞の酸化を防ぎます。
肌細胞を健康に保つことで、乾燥肌対策になります。
βカロテンは、体内で必要に応じてビタミンAに変化するため、ビタミンAとしての働きも期待できます。
(体内でビタミンAが不足している時必要な量だけ変換され、ビタミンAに変換する必要のない時にそのまま主に脂肪細胞に貯蔵されるか排泄されます)
βカロテンは、油脂といっしょにとることで吸収されやすくなるため、サラダならドレッシングをかけたり、少量の油といっしょに炒め物にしたりして、食べると良いです。

④アーモンド

ビタミンEが豊富なアーモンド。
ビタミンEも抗酸化作用により細胞の酸化を防ぎ、肌細胞を健康に保ちます。
また、血管を拡張させて血行をよくし、栄養素を肌細胞に送るのを助けるため、肌荒れにもアプローチしてくれます。
ビタミンEも油脂といっしょにとることで吸収されやすくなるため、サラダのトッピング(ドレッシングはオイルの含まれるもの)にしたり、 牛乳といっしょに食べたりすると良いです。

⑤さば

EPADHAという脂肪酸が豊富に含まれています。
これらには抗炎症作用があるため、肌荒れのケアにおすすめです。
EPADHAは朝に摂ると、血中濃度が高くなります。 そのため、朝食に摂ると良いです。

●肌のためにできる日頃の食事法●

肌に良い食べ物でもそればかり食べていては栄養素が偏り、肌トラブルを起こす可能性があります。
そのため、バランスの良い食事を心がけることが大切です。
バランスの良い食事とは、主食・主菜・副菜を揃えましょう。
イメージとしては、和定食です。
また、食べる際は、副菜→主菜→主食の順で食べると、血糖値の急上昇を抑えられます。
飲食店や惣菜の丼ものはごはんの量が多く、
血糖値をあげやすいため、少なめやハーフでオーダーすると良いです。